- 2009/10/29
- 日時:2009年3月27日 (金) 13:00〜16:20
- TV会議中継場所: (1) 福岡女子大学TV会議室(福岡市東区香住ヶ丘1-1-1),(2) 兵庫県立大学環境人間学部 PC演習室1(兵庫県姫路市新在家本町1-1-12),(3) 東京大学 先端科学技術研究センター ユーティリティ室(東京都目黒区駒場4-6-1)
- 参加者:福岡女子大:小泉修会長,深田吉孝副会長,山脇兆史・藍浩之・岡田二郎・中川秀樹・美濃部純子(事務局),渡邉英博(幹事);兵庫県立大学:池野英利・伊藤悦朗・志賀向子・尾崎浩一(幹事);東京大学:神崎亮平副会長,田中浩輔(事務局),岡野俊行・竹内浩昭(幹事) (16名,敬称略)
報告事項
1. 会長および庶務
(1) 学会の今後の方針について(小泉会長)
会長より、各報告事項の中で順次説明するとの説明があった。
(2) 出版事業報告 (小泉会長)
会長より、出版事業は順調に進んでおり、2009年の中頃には出版開始予定との報告があった。また本の表紙が紹介された。
(3) 国際会議の準備状況(小泉会長)
会長より第8回比較生理生化学国際会議が、ヒアリングを通過し、日本学術会議との共同主催国際会議に内定し、援助が受けられるとの報告があった。また、シンポジウムを5つほど提案して欲しいとの要請があった。後日、MLにより、シンポジウムの提案を募るとの意向が示された。さらに、CompBiol2009でも、国際会議対応のシンポジウムが必要との観点から、比較三学会合同シンポジウム「比較生物学における新しい展開」を英語で本部企画として開催することにしたとの報告がなされ、現状が説明された。
(4) 大会予定(小泉会長)
2009年10月に大阪でCompBiol2009として、2010年11月に福岡(九産大)で、2011年6月に名古屋で国際会議として開催予定であるとの報告がなされた。他学会の開催時期を考慮し、2010年の11月開催については継続審議となった。
(5) 第31回大会準備状況報告(小泉会長→志賀大会準備委員)
志賀大会準備委員より、学会開催予定と準備状況についての説明がなされた。CompBiol2009は10月22日~24日に千里ライフサイエンスセンターで開催される。22日は、準備委員会企画シンポジウム、若手の会シンポジウムが、23日は、ポスター討論、三学会合同シンポジウム、懇親会が、24日には、総会、受賞者記念講演が予定されている。ポスターの口頭発表は行わない。また、21日の幹事会は大阪市立大学で行うとの報告がなされた。また、若手の会幹事代表から若手の会企画のシンポジウム「研究を理解するために~両学会のバックグラウンドと若手への提言~」に関して説明がなされた。詳細は会誌26巻2号に掲載予定。
(6) 会員状況報告(田中庶務幹事)
3月26日現在で正会員は、一般、397名、学生57名、名誉4名(計458名)で、賛助会員は13団体、会誌購読は4団体との報告があった。
(7) 名簿発行予定について(田中庶務幹事)
26巻3号に同封予定であるとの報告がなされた。MLで4月中に最後の住所変更問い合わせを行う。なお、退職者は原則県名のみ記載し、希望に応じて記載内容を決定する。Web公開は継続審議とした。関連して、MLに関してネットワーク幹事から290件の登録があるが、機能しているのは260件位との報告があった。
2. 会計(山脇会計幹事)
(1) CBPアンケート集計結果(山脇会計幹事)
審議事項で合わせて報告することとした。
(2) 2008年決算報告(山脇会計幹事)
2008年度会計決算報告がなされた。印刷費の値下げ、国際対応費の未使用により、当初の支出よりも抑えられ、約40万円の赤字で終えたとの説明があった。また、2008年度吉田基金収支報告がなされた。収入や支出は例年通りであることが報告された。
(3) 2009年度賛助会費請求とその申込状況(特にバナー広告)(岡田会計幹事)
3月19日に会費請求を行い、3月27日現在フィジオテック、ブリッジリンクの2社が納入済みとの報告があった。また、ミナト事務器とアクアは2007年から会費未納が続いており、勧誘に関係した会員からも会費納入を督促して欲しいとの依頼があった。
3. 編集
(1) 会誌への「動物の飼い方辞典」の新設(針山編集長代理:小泉会長)
新企画「動物の飼い方辞典」が若手を中心に新設されたとの報告があった。辞典は事典と改めることとなった。これを将来的に出版するか、あるいはWeb掲載をするかは継続審議とした。
(2)光生物学協会の学会代表交代(針山編集長代理:小泉会長)
針山先生から志賀先生に代表が交代したとの報告があった。
4. 将来計画
(1) Who’s Whoの現状報告(伊藤将来計画担当幹事)
ML及び会誌で募集を行い、12名が追加され、現在78名の登録があるとの報告があった。系統樹に使用する動物のイラストは現在13個が完成し、3月末までには32個全部が完成予定であるとの報告がなされた。
(2) 動物の生きるしくみ事典の現状報告(伊藤将来計画担当幹事)
現在8件掲載されているとの報告があった。
審議事項
1.会長および庶務
(1) 編集長への実働資金援助について(小泉会長)
これまで慣習的に編集長が業務に関わる諸経費を自弁していたが、学会会計で負担することが提案され、審議の結果承認された。
(2) 学会行事スケジュールの確認(中川庶務幹事)
学会行事スケジュール案が報告された。その中で、CompBiol2009が10月に開催されるため、第2回幹事会は例年と違い、9月に開催したいとの案が出され承認された。
2. 会計
(1) ホームページでの賛助会員入会案内について(岡田会計幹事)
ホームページへの賛助会員リストのメニュー追加、バナー広告掲載様式案について説明がなされ、審議の結果承認された。なお、バナー広告は5~6社を目標に勧誘を継続する。アクセス数は1770/月だが、2万円という価格は格安なのでその点を強くアピールする。
(2) CBPアブストラクトの継続・廃止の決定(山脇会計幹事)
アンケート集計結果の報告がなされた。CBPへの掲載は廃止したいとの会長の提案について審議した結果、本年度総会でこれを執行部案として審議することが承認された。
3. 編集
(1) 新企画「動物の飼い方辞典」に伴う別刷り代1万円の承認(針山編集長代理:小泉会長)
既に契約書が作成済みでその中には新企画に関する記載はないため、今年度のみ年間4万円の別刷り代を支出するとの案について審議し、承認された。ただし、無料になる可能性もあるので引き続き交渉を続けることとした。
(2) 「2.会計(2)」の審議を受けて今後の英文アブストラクトについて
英文抄録をPDF化し、学会誌の電子版増刊としてホームページに掲載するという会長案について審議した。結果、業績リストへの記載の可能性、アーカイブ化する必要性、使用言語など、様々な観点から意見が出された。これを受け会長案をたたき台とし、執行部でさらに案を練り直し、総会で審議するとの継続審議の案が出され承認された。
(3) 2009年大会英文アブストラクトの会誌26巻4号掲載の是非
「3.編集(2)」の審議結果に順ずる。
4. 将来計画
(1) 動物の生きるしくみ事典の著者について(伊藤将来計画担当幹事)
これからの吉田奨励賞受賞者及び過去数年に遡る受賞者には、将来計画委員会から執筆を積極的にお願いするという案について審議し、承認された。