学会組織 幹事会・委員会報告

2008年第2回幹事会

  • 2008/10/31 


  • 日時:2008年6月28日 (土) 13:00〜17:30
  • 場所:福岡女子大学多目的ホール
  • 出席者:小泉修会長,神崎亮平副会長,深田吉孝副会長,中川秀樹・山脇兆史・美濃部純子・岡田二郎(事務局),池野英利・伊藤悦朗・岩崎雅行(各幹事)

報告及び審議事項

(1) 会員状況報告(田中庶務幹事代理: 中川庶務幹事)

6月26日現在、会員数 507名、賛助会員12団体、購読会員4団体。
507名の内訳は、正会員(463名):一般399名、学生60名、名誉会員4名、休会者:2名、会員資格保留者:42名である。また、会員資格保留者は、札幌大会後、退会者とする予定。

(2) 行事委員会からの報告と予算使用承認依頼(池野行事担当幹事)

池野行事担当幹事から、第30回札幌大会本部企画シンポジウム、比較3学会合同シンポジウムの開催予定の報告とそれに伴う、予算使用の依頼が説明された。予算の費目を修正することと、具体的な予算額を提示してもらうことを条件に原案が承認された

(3) 大会のAbstractのCBPへの掲載の件(小泉会長、山脇会計幹事)

山脇会計幹事から大会AbstractのCBPへの掲載の是非を問うアンケートの原案が提示され、その内容について審議した。また、アンケート実施に関する手続きとその後のスケジュールの事務局案が提案され、その内容についても合わせて審議した。

審議の結果、アンケートの順番、文言に若干の修正を加えること、また、掲載を中止した場合の個人購読割引や、オフィシャルジャーナルとしての取り扱いなどに生じる可能性のあるデメリットをアンケートに追加する必要があることが確認された。

これを受け、山脇幹事が大会評議員会までに修正案を作成することとなった。アンケート実施手続きに関しては、第30回大会時評議員会及び、総会でアンケートの実施について承認を得た後、8月よりまず、学会MLにより実施し、漏れを防ぐために11月末日を締め切りとして会誌4号に同封して会員に送付することとした。

アンケート結果は2009年会誌1号に掲載し、その結果に基づいて同年第1回幹事会(3月開催予定)での審議で継続あるいは中止の決定をする。この決定について通信評議員会を開催し、承認を得た後、最終決定としElsevierとの交渉を始める。大会英文抄録に関する記載の予定されている会誌2号の発行までには、代替案を含め全てが解決している必要があることが確認された。

(4) 岡田幹事作成の賛助会員入会案内原案及び賛助会員会費体系案について(岡田会計幹事)

岡田会計幹事より、賛助会員入会案内原案及び賛助会員会費体系案について説明があり、それらの内容についての審議を行った。その結果、賛助会員リストを本会トップページとは別ページに設けること、オプション1を削除してオプション2を唯一のオプションとすることで原案が承認された。また、入会案内、申し込み要領にある、会誌発行部数を700部から600部に修正し、会長の所属を修正した。

(5) 賛助会員の会費に関する細則の変更、及び細則変更手続きについての原案について(中川庶務幹事)

中川庶務幹事より、賛助会員の会費に関する細則の変更、及び細則変更手続きについて
の原案が提示され、それについて審議を行った。原案では、賛助会員の会費については評議員会の議を経てその都度決定することとし、細則変更に関しては、本細則を変更するには、評議員会で出席評議員の過半数の賛成を得なければならないとした。審議の結果、賛助会員リストのページに現時点での会費を明示することを条件に原案が承認された。

(6) 学会ホームページと学会誌「比較生理生化学」PDF版オンライン提供の維持費について(伊藤将来計画担当幹事、池野行事担当幹事)

伊藤将来計画幹事より、竹内ネットワーク幹事及び、関連幹事と業者担当者を交えた協議の結果に基づき、学会ホームページの維持に関連した予算拡大の必要理由が以下の通り説明された。現在構築中の「会員Who’s Who」(約150ページ)「動物の生きるしくみ事典」(10ページ弱)は、JSCPB-HP本体とは別にオプション追加されたWikiシステムを用いて公開しているが、コンテンツの維持や追加にはサポート契約の追加(JSCPB-HP本体のサポート契約の対象拡大)が必要である。2007年11月から1年間有効の現行年間サポート契約17万円(サーバレンタル料金2万円を含む)は、JSCPB-HPの本体(約80ページ)に関するサポート(使用方法の問合せ、更新のお手伝い、データバックアップ、システムバージョンアップなど)とサーバレンタル料金を含むが、このサポート対象外である「会員Who’s Who」(約100ページ)「動物の生きるしくみ事典」(10ページ弱)をサポート対象に今後含ませるためには、+5万円の料金値上げが必要である。従って、今後も「会員Who’s Who」(約150ページ)「動物の生きるしくみ事典」(10ページ弱)を維持・発展させるためには、2008年11月更新時に年間サポート契約22万円(サーバレンタル料金2万円を含む)を結ぶことが必要である(2008年度予算17万円+5万円)。なお、初年度2006年12月に支払った50万円には「会員Who’s Who」と「動物の生きるしくみ事典」のための Wikiシステム導入は含まれていたので、できあがったシステムをサポートなしでコンテンツ追加や維持できれば今回のサポート料金値上げは不要だが、ネットワーク委員や将来計画委員だけで運用するのは現実的に難しい状況である。「会員Who’s Who」と「動物の生きるしくみ事典」のための Wikiシステムがサポート対象に含まれると、表示方法の改良やコンテンツの追加にCogniTom Academic Designのサポート作業が追加されるので、見栄えの良さや内容充実などサイト改善作業が停滞することなく進むはずである。

これを受け審議した結果、申請は承認され、2009年度予算案に計上することとした。また、審議の過程で、これからのHPが果たす役割が益々大きくなっていくこと、それに伴う予算措置の必要性も増していくことが合意され、会誌の縮小及びCBPへのAbstract掲載中止などの対策が必要であることが改めて確認された。また、「会員Who’s Who」にある系統樹に使用するイラストをデザイナーに依頼し、そのイラストの著作権は本学会、理研、イラストデザイナーの3者で共有し、その経費を理研が支払うとの報告もなされた。

(7) 科学研究費補助金審査員推薦方法について(小泉会長)

小泉会長より、科学研究費補助金審査員推薦方法の原案について説明があった。学会MLに審査員候補者の情報提供を依頼し、リストを作成し、幹事会で承認を得るとの手続きが提案された。審議の結果原案は承認された。審議の過程で、MLの加入者を増やす対策が必要であることが確認され、会誌にその旨掲載することとした。

(8) 2009年度予算案(山脇会計幹事)

山脇会計幹事より、2009年度予算案の説明があった。第32回合同大阪大会への補助費、第1回幹事会での幹事全員への旅費支給、学会HP維持費の拡大等の理由により、現在の案では、繰越金が50万円となってしまい、危機的状況にあるとの報告があった。これを受け、審議の結果、以下の対策を講じる必要があるとの意見が出された。(1)会誌の単価値引き交渉を行い、1号あたりのページ数の削減を検討する。(2) 東京で開催予定の幹事会への自弁も検討し、支出を30万円に抑える。また、長期的には、予算の削減のため、全国数地点に拠点を置いたTV会議の実現をも検討する。これに関しては、まず、神崎副会長(東京)、池野幹事(兵庫)、中川幹事(福岡)、伊藤幹事(香川)で実現の可能性について検討を始めることとした。(3) CBPへのAbstract掲載是非のアンケート実施、及びその後の手続きをできるだけ効率よく迅速に勧め、中止が決定したら2009年度から契約を廃止できるようにする。以上の点を踏まえ、山脇会計幹事が予算案の修正をし、評議員会、総会で承認を乞うこととした。

(9) 第31回大会時評議員会、総会式次第の確認(中川庶務幹事)

中川庶務幹事より、第30回大会時評議員会、総会式次第案が提案された。説明の中で、以下の修正点が示された。(1) 平成22年の大会開催地に関しては、評議員会では、審議事項に、総会では、報告事項になること。ともに行事担当幹事の吉村先生にお願いすることになるので、それまでに小泉会長と相談のうえ、原案を作成してもらうように依頼することとした。(2) 大会アブストラクトCBPへの掲載については、評議員会、総会ともに、承認を請うため、審議事項とする。その他、若干の文言、誤字の修正を行った。また、評議員会、総会でのプロジェクターの使用ができないかとの希望が出され、高畑大会委員長に確認することとした。

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