- 2007/11/20
- 日時:2007年7月5日 (木曜日) 16:00〜18:00
- 場所:岡山大学創立五十周年記念館
- 出席者:曽我部正博会長,小泉修副会長,池野英利,伊藤悦朗,岩崎雅行,嬉正勝,小川宏人,尾崎まみこ,片野坂公明,小柳光正,酒井正樹,坂口博信,佐々木謙,菅原隆,高畑雅一,辰巳仁史,寺北明久,富岡憲治,野本茂樹,久富修,深田吉孝 各評議員
- オブザーバー:志賀,田中,中川,吉村,針山 各幹事,岡田,下東 各会計監査,定本,筒井 各委員
司会進行は 庶務辰巳
出席状況報告(辰巳庶務幹事)
出席評議員:21名,委任状:48通,会則13条による本評議員会の成立が確認された.
会長挨拶(曽我部正博 会長)に引き続き報告および審議に入る。
〔報告事項〕
1.会長および庶務(曽我部 会長,辰巳 幹事、田中 幹事)
- 会員状況 6月8日現在 正会員507名(学生会員78名) 賛助会員11団体 会誌購読4団体 である。(田中幹事)
- 今年度,これまで2回の幹事会を開催した.(曽我部会長)
- 出版計画 出版事業はやや遅れ気味であるが着実に進行していることを報告した。(曽我部会長)
- 国際会議(ICCPB)参加促進企画について3名への援助をおこなった。(曽我部会長)
- 会長選挙、評議員選挙の結果報告 日本比較生理生化学会の次期(2008年1月1日より2009年12月31日まで)会長および評議員の選挙を、会則および選挙細則に基づいて行なった。開票は会長が委嘱した選挙管理委員(高橋賢、村上緑の両氏)により、2007年5月25日(金)に学会本部で行われた。(辰巳幹事)結果次期会長に小泉修氏、63名の評議員が選出された。岩崎評議員より次期会長による評議員の推薦枠について質問があり、次期会長による評議員の推薦はなかったことを説明した。 (小泉次期会長、辰巳幹事)
2.会計(片野坂 幹事)
- 2006年度会計決算報告(別表)をおこなった。
- 賛助会員の募集について評議員の協力を要請した。
3.会計監査(岡田 会計監査)
- 2006年度会計監査報告がなされた。2007年5月26日に監査を行ない、適切な運用が確認された。
4.編集(尾崎まみこ 幹事)
(1) 会誌「比較生理生化学」について
- 2号無事出版。3号は現在印刷所へ。4号(大会号)準備順調である。
(2)「比較生理生化学」のJ-STAGE搭載について
- 各種事務的手続き、第1回スタッフ打ち合わせを終了し、現在JSTの委託を受け、アトラスが2006年度総説、技術ノートの無償代行アップロードを準備中である。また、並行して、佐野印刷商会による2007年度総説、技術ノートのアップロードテスト準備中である。第2回スタッフ打ち合わせ(アップロード研修会)を近日予定している。
(3) そこが知りたいリクエストボックスについて
- 前回4件のリクエストがあり、結果、定本会員による技術ノートの掲載につながった。今年は、酒井大会委員長のご配慮により全員に配布済みである。
5.将来計画(伊藤 幹事)
会員のWho’s Who(ホームページの紹介など)について
- Who’s Whoは、本学会から社会への情報発信の一つであり、広く一般に本学会会員の多様な研究テーマを紹介するものであることを踏まえ、HP用に作製した。
入り口となる系統樹のデザイン
- 生物学辞典(第4版 p.1580)が引用していた Brusca and Brusca (1991)の第二版(2003)を元に、分岐図の枝の長さ、門間の上下関係などは考慮していないことが伝わるよう、生物学辞典のデザインや他のものを参考にした。
掲載する動物門と動物の種類
- すべての動物門を載せると系統樹がかなり複雑になるので、比較生理生化学会員の研究対象が含まれる、その他なじみのある動物が含まれる動物門を抜き出した。
動物の生きるしくみ事典について
- 将来計画委員会を中心に現在ホームページに掲載できるような内容を吟味している。
若手会員を増加させることについて
- 若手の会と密接に連絡を取り、大会への参加ならびに若手の会の開催を促す。
6.行事(吉村 幹事)
(1) 第29回大会(岡山)における本部企画シンポジウムの公募を行い、以下の1件の応募があった。
「生体リズムにおける振動制御機構と出力機構~研究の現状と新展開~」
オーガナイザー:深田吉孝(東京大学)・筒井和義(早稲田大学)
検討の結果、準備委員会企画と分野的には近い点もあるが、内容は大きく異なっていることから開催を依頼した。従来からの懸案であるが、積極的な応募を促す何らかの方策の検討が必要かもしれない。
(2) 第32回日本比較内分泌学会大会(10月12,13日,日光プリンスホテル)で開催される第9回日本比較3学会合同シンポジウムにおける、当学会からの講演者推薦の依頼があった。行事委員会委員に推薦を依頼した結果3名の推薦があり、研究内容や当学会負担の経費(旅費、宿泊費)について検討した結果、小泉修(福岡女子大)、千葉親文(筑波大)の両氏に依頼して承諾を得た。また大会に参加する予定の飯郷雅之氏(宇都宮大)に座長を依頼した。各学会からの講演者および演題は別紙資料の通りである。
(3) 高畑雅一氏より平成20年札幌で開催される予定の30回大会の日程等が、以下のように決まったとの連絡があった。
日時:平成20年7月19(土)、20(土)、21(月)
場所:北海道大学理学部
7.ネットワーク(竹内 幹事欠席のため 代理辰巳委員)
(1) 学会ホームページについて
- CogniTom Academic Designによる第一次HPリニューアル作業とJSCPB幹事会メンバーによるチェックが進行中である。
(2) 学会誌(比較生理生化学)のJ-STAGE登載について
- 中川秀樹編集幹事(ネットワーク委員会委員兼任)を中心に、佐野商会印刷所とJ-STAGEの担当者らと準備中である。
8.国際会議準備委員会(委員長 曽我部 委員)
ICCPB2011の大会組織委員会の立ち上げと今後の活動方針を検討中である。活動に関わる出費を次年度予算に計上することをお願いした。
9.生物科学学会連合(曽我部 委員)
生物科学学会連合の現状についての報告を行った。
10.吉田基金運営委員会
- 2007年吉田記念賞は,冨永佳也 氏に決定した(曽我部 委員長).
- 吉田基金の2006年度会計収支報告がなされた。(片野坂 幹事).
- 吉田基金の2006年度会計監査報告がなされ、適切な運用が確認された。(岡田 会計監査)
11.吉田奨励賞審査委員会(久冨 委員長)
2007年吉田奨励賞受賞者として、弘中満太郎 氏(浜松医科大学医学部),松浦哲也 氏(岩手大学工学部)の2名を推薦し、通信評議員会の承認を得た。
12.第29回大会準備委員会(酒井 大会委員長)
第29回大会の参加者、準備状況等について報告を行った。
13.第30回大会について(高畑 大会委員長)
高畑次期大会委員長より第30回大会について説明があった。
第30回大会は,日時:2008年7月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)
場所:北海道大学理学部
〔審議事項〕
1.2008年度予算案
2008年度予算案(別表)について審議し、承認を得た。(片野坂幹事)
2.2008年度 吉田奨励賞審査委員
2008年度 吉田奨励賞審査委員を、審査員 針山孝彦 (浜松医科大学),吉野正巳 (東京学芸大学),水波誠 (東北大学),小川宏人(埼玉医科大学),木下充代(総合研究大学院大学)の5氏に委嘱したい旨の会長提案され承認を得た。
3.国際会議開催準備委員会 委員長からの提案
- 現在の国際会議開催準備委員会の委員をコアとして、近い将来ICCPB2011大会組織委員会を発足することをご承認頂きたい。現在、組織(大会)委員長として曽我部が内定しており、委員や各種役員の人選、予算の策定などが進行中である旨の報告があり、評議会の承認を得た。
- 組織委員会発足後には、現在の国際会議開催準備委員会は解散するが、組織委員会の活動は逐次学会に報告し、学会と緊密な連携を取りながら、ICCPB2011の成功を目指す。
4.名誉会員に関わる会則の変更について
(曽我部会長による趣旨説明、田中庶務幹事 変更内容の説明)
曽我部会長により、本学会に名誉会員(正会員)を新設すること、名誉会員は本学会の発展に多大に寄与した正会員(過去も含む)を対象とし、会長の推薦に基づき評議会で決定したのち総会で表彰する趣旨説明があった。これに伴う会則変更については庶務幹事の田中から説明され、出席評議員の承認を得た。また、委任状の票数も加えて評議員の3分の2以上の賛成が得られた。会則の変更内容については庶務資料に示す。
5.名簿の製作と会員への配布について (田中庶務幹事)
名簿のファイルをパスワードを付加することで情報機密を確保しつつ会員にメールなどの方法で配布することが承認された。
6.2008年2009年期役員案
会則9条に基づき2008年2009年期役員案(役員資料)が次期会長より提案され承認された。
7.第29回総会次第(辰巳庶務)
第29回総会次第について承認を受けた。
8.第31回大会の開催地について(吉村幹事)
現在検討中であることの説明を行った。