新潟大学理学部附属臨海実験所では、平成29年9月11-14日にかけて、海外から3名の研究者を外部講師として招いて、国際臨海実習「International Marine Biology Course」を開講します。全国の大学生のみなさんの参加をお待ちしています。
この機会に、英語でのコミュニケーションに親しみつつ、佐渡島の豊かな海で海洋生物の多様性を学んでみませんか?
これまで当臨海実験所で行ってきた実習の様子は、当臨海実験所のウェブサイト
(http://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/sadomarine/)
のブログで見ることができます。
また、実習に関する質問等は、メール(tkitahascc.niigata-u.ac.jp)にて受け付けています。
応募締め切りまであまり期間がありませんので、ご注意願います。
【期間】 平成29年9月11日(月)-14日(木)
【開講大学・施設名】 新潟大学・理学部附属臨海実験所
住所:〒952-2135 新潟県佐渡市達者87
電話:0259-75-2012
Web site:http://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/sadomarine/
【対象】 学部生および大学院生
実習内容は海洋生物を対象とした生態学および系統分類学、生理学となりますが、特にこれらに関する経験は問いません。
単位認定実習ではありませんが、聴講証明書が必要であれば発行します。
【実習内容】
本実習では、全国的に見ても非常に高い透明度を誇る佐渡の豊かな海を利用し、磯でのシュノーケリングを始めとするさまざまな手法を用いて採集した生物を観察・同定するとともに、磯生物の生態分布調査などを通して、海洋生物の多様性とその進化について学びます。
佐渡島では、多様な海岸環境とそれに伴う様々な海洋生物の生態系がよく保存されています。それに加えて、日本海に位置することから潮位差が小さく、太平洋側とは異なる磯生物の生態と分布様式を見ることができます。
本実習は、海外の大学生・大学院生と合同で行うため、説明や講義は原則として英語で行います。
海洋生物採集
• シュノーケリングによる磯生物の観察・採集
• たも網を用いた岸壁での夜行性海洋生物の灯火採集
• 実習船による、プランクトンネットを用いたプランクトンの採集
海洋生物観察
• ウニの人工受精と初期発生観察
プレゼンテーション
• 少人数グループごとでの、観察した生物についての口頭発表
現在、以下の海外4大学から学部学生、大学院生、およびスタッフが参加を予定しています。
Monash University Malaysia (マレーシア)
Hanoi National University of Education (ベトナム)
National Taiwan Normal University (台湾)
University of Hong Kong (中国)
【集合解散】 9月11日(月)15時10分、佐渡島、両津港佐渡汽船乗り場に集合。
9月14日(木)11時30分、佐渡島、両津港佐渡汽船乗り場にて解散。
【費用】 実習期間中の食費および寝具洗濯代:7,848円
両津港までの交通費は各自ご負担ください。佐渡島内の移動は、チャーターバスもしくは実験所の共用車を利用するため費用はかかりません。大学で学生教育研究災害傷害保険のような保険に入ってない方は、実習参加にあたり保険加入をお願いいたします。
【応募方法】 電子メール、宛先 臨海実験所 北橋隆史 tkitahascc.niigata-u.ac.jp
氏名、大学・学部、学年、性別、連絡先を記入の上、メールにてお申し込みください。
【応募締め切り】原則として先着順。締め切りは2017年8月31日。
順次受講確定し、こちらからメールにて連絡します。参加人数および国内外の参加人数のバランスによって、10数名を上限に受け付けを締め切る可能性があります。
実習内容の詳細や持ち物は、受講者にメールにてお知らせします。
注意:実習内容は、天候によって変更になる場合があります。
関係ホームページ:
臨海実験所:http://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/sadomarine/
佐渡汽船:http://www.sadokisen.co.jp/index.html